乾燥だけじゃない?シワの種類とは

乾燥によってシワができてしまうという事はよく知られています。乾燥しているほうが、確かにシワは目立ちますが、実は原因はそれだけではありません。本当に重要なのは、肌を作る成分にあります。肌の表面である薄い表皮の下に、真皮という層がありますが、その大部分がコラーゲンです。さらにコラーゲンをつなげる働きをするエラスチンという成分もあります。このコラーゲンの老化やエラスチンの減少がシワが発生する本当の原因です。
シワのでき始めは、ちりめんジワと呼ばれることも多い、肌表面の細かいシワです。ちりめんジワは保湿されると目立たなくなるため、乾燥がシワの原因と考える人が多いのです。
さらにシワの形成がすすむと、表情ジワと呼ばれるシワが出てきます。その名の通り、表情によって出るシワなのですが、若いうちは笑った瞬間にシワができても、すぐに元の状態に戻ります。年を取るにつれて中々消えないシワになってしまいます。その状態が何度も繰り返されると真皮のコラーゲンがちぎれるなどの変化が起き、より深いシワがくっきりと刻まれるようになります。
シワを防止するために大切なのは真皮のコラーゲンの老化や減少を抑えることにあります。肌のハリを保つコラーゲンですが、残念ながら加齢に伴って繊維質がもろく変化してしまったり減少したりしてしまいます。美肌のためのコラーゲンをたっぷり含んだサプリや食事もありますが、実は口から取り入れたコラーゲンは体内のさまざまな場所に使われるため、すべてがそのまま肌に使われるわけではありません。コラーゲンの劣化がもとで起きるシワは数も多く、さらに深くできてしまい消えにくい特徴があります。これを食い止めるためにも、適切なケアを取り入れることが重要です。

基本の保湿で解消できるちりめんジワ

既に説明した2種類のシワのうち、ちりめんジワについては保湿で解消することができます。目の周りを中心に細かい薄いシワができる場合は、朝と夜の普段のお手入れの時に保湿を心掛けましょう。特にセラミド入りの保湿できる美容液をプラスするのが効果的です。仕上げにクリームなどの油分で水分の蒸発を抑えるのも忘れないようにしましょう。ちりめんジワと表情ジワは全くの別物なので、ちりめんジワが悪化して深いしわが刻まれる、という事はありません。もし、保湿美容液を使っても消えないシワがあった場合は、肌の深い部分、真皮のコラーゲンが原因の表情ジワだと考えられます。その時は、保湿だけでなく、さらにアンチエイジング効果の高いお手入れも始めましょう。

血流改善で真皮からシワ予防

肌そのものの力を高めて、真皮の細胞ひとつひとつがきちんと生まれ変われる環境を整えることがしわ対策には有効です。肌を活性化させることによって、ダメージを受けた肌も回復する力が強くなり、アンチエイジングが期待できます。もっとも効果があると考えらえるのがマッサージです。肌の血流を改善することで、再生するのに必要な栄養素がいきわたりターンオーバーが正常に行われるようになります。
シワを目立たせない、という点においては肌の角質を柔らかくすることも重要です。角質ケアもしっかり行い保湿して潤いを保ちましょう。
とはいえ、深く刻まれたシワを解消するのはかなり困難です。早めのお手入れが最善策となります。